冬虫夏草は虫草菌の一種
虫草菌の一種になる「冬虫夏草」は、世界のなかで350種類以上の存在が確認されています。一般的に広く知られているのは、中国において学名をコルジセプス・シネンシスと呼ばれる1種類になり、コウモリガの幼虫にコルジセプス・シネンシスが寄生したことによって、子実体を形成したものと定義されているものです。
生きている昆虫の体内に寄生して、菌糸の核をつくって成長していくといわれています。中国では、滋養強壮剤として昔から摂り入れられており、漢方薬としても販売されています。現在では、生産量が減少して採取することが難しいことから、入手するのは困難になっています。
「冬虫夏草」には、活性酸素除去酵素や、βグルカンという成分が含まれていることがわかっており、脳卒中や心筋梗塞、ガンなどの病気を発症するリスクを軽減するために、期待される成分になっています。また、花粉症や喘息、腎機能を高めるなどの効果をもっているようです。
現在の日本では、養蚕技術を応用した昆虫生体培養法が開発されており、サナギタケ冬虫夏草が栽培されています。これには、コルジセピンという抗がん作用に効果が期待される成分が含まれているので、今後生産量が増えることが望まれます。
冬虫夏草の効能を知って商品を選ぶ
冬虫夏草は昆虫に寄生する茸です。種類は多くないですが、高い効能をもっています。
疲労回復などに効果がありサプリメントなどにも含まれていることが多いです。また、高血圧や白血病にも効くので、病気の改善に使えるものになっています。生活習慣病の予防にも使えますので、様々な人が利用しやすいといえます。
高い効能ゆえに、スポーツ選手などにも利用されておりよく知られており栄養補給に役立っています。冬虫夏草の需要は増えており、適切なものを選ぶためには安すぎる価格の物は買わないことです。
冬虫夏草は現在でも数が少ないので、信用できるメーカーのものを購入するとよいです。チベット産などきちんと情報を出しているところならば問題ありません。
免疫力を高めて体に有害なものを除去する力がある冬虫夏草は、これからも必要とされる茸です。様々な効能があるのは間違いありませんが、サプリメントなどで利用する際はきちんと確認して購入することが重要になります。
摂取しすぎずに毎日継続して摂取することが望ましいです。体質になどによっては、副作用が起きることもありますが不快感など比較的軽度な症状が多いです。気になるのであれば使用を中止して、医師に相談してみることです。
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2018/3/16 更新